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INTELLIGENCE店舗にWiFiを導入したい!知っておくべきこと - 東京の店舗設計施工 | 株式会社 クロニカデザイン

店舗にWiFiを導入したい!知っておくべきこと

店舗にWiFiを導入したいけれど、調べてみると一体どこに頼んだら良いのか、どのように選んだら良いのか分かりづらいものです。この記事ではWiFiを導入する上で知っておくべきことを丁寧に解説します。 (※どの会社がおすすめかという紹介はしておりません。)

 

WiFiを導入すると何ができる?

WiFiを導入する目的は何でしょうか?お客様に滞在時間を快適に過ごしてほしいから、または従業員が仕事で使うから、どちらの場合もあるかと思います。

①お客様にWiFiを提供できる

来店時に気兼ねなくインターネットを利用できる環境であれば、お客様が来店する理由の1つになります。外国人を含む観光客は特にWiFiのある場所を選んで訪れるものです。また、インターネットの容量制限の影響を受けやすい若者たちにも需要がありますし、飲食店では休憩しがてら仕事をしたいというお客様もいるでしょう。

②店舗運営のためにスマホ、タブレット、キャッシュレス決済、POSレジなどが使える

店舗で利用する電子機器のためにWiFiが必要になってくることも多いかと思います。注文や会計にスマートフォン・タブレットを使いたい、また〇〇payといったキャッシュレス決済を導入したい場合にはインターネット環境がなければ利用することができません。 最近ではレジも従来のような会計機能だけでなく、売上管理や顧客管理、在庫管理などが出来てインターネットを利用するPOSレジが普及しています。 POSレジの導入や、タブレットでPOSレジを利用したい場合にもWiFiが必要です。

店舗用WiFiはどう選んだら良いか?

店舗用のWiFiはどのように選んだら良いのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

①家庭用?業務用?

WiFiには家庭用のものと業務用(法人用ともいいます)のものがあります。家庭用WiFiと業務用WiFiは異なると思う方も多いと思いますが、実は仕組み自体に大きな違いはありません。業務用WiFiは店舗やオフィス、家庭用WiFiは自宅でしか使えないというわけでもなく、家庭用WiFiであっても業務用として使用することができます。それぞれの違いは何でしょうか?

・同時接続可能台数の違い

家庭用は多くても56台ですが、業務用は機械によりますが10100台以上に対応しています。家庭用WiFiを実際快適に利用できるのは23人までと思っておいた方が良いでしょう。

・セキュリティレベルの違い

家庭用では通信の際、セキュリティ対策として暗号化が一般的に使われています。業務用では暗号化に加え、外部認証サーバーとの連携で情報の漏洩や改ざんを防ぐ手段が取られています。

・品質は業務用◎、コストは家庭用◎

業務用は同時に多数の端末と通信を行うことを想定しているので、性能が良いCPU(パソコンの頭脳に当たる装置)が搭載されています。また従業員用とお客様用でWiFiを分けて使うことで安全性がアップしますが、これは業務用のものでしかできません。その他業務用には防水・防塵の機能が付いていて屋外にも設置できるものや、離れた場所からでもWiFiを管理する「遠隔管理機能」があるもの、天井や壁に取り付けられるものもあります。これらの機能が必要ないのであれば低価格の家庭用を選んでも良いでしょう。

②光回線?モバイル回線?

WiFiを導入する方法は光回線とモバイル回線の2種類があります。光回線が光ファイバーケーブルを通じて有線通信を行うのに対し、モバイル回線は無線で通信を行うという違いがあります。どちらを選んだら良いのでしょうか?

・光回線とは

光回線とは、光ファイバーを自宅に引き込んでデータ通信を行うインターネット回線を指します。光ファイバーは電磁波の影響を受けないので、通信速度が非常に速く安定性に優れているのが特徴です。利用するには、回線の引き込み工事が必要です。初期費用はかかりますが、データ容量は無制限で通信制限がかかりません。また、ONU(光回線終端装置)とルーターを接続すれば、無線WiFiも利用可能です。光回線は主に4つの種類に分けられ、それぞれ特徴が異なります。

・モバイル回線とは

モバイル回線はルーターと呼ばれる機械をコンセントにさすだけで基地局からの電波でWiFiを得る方法です。モバイルルーターは、工事不要で届いたその日からネット利用できる手軽さがメリットといえます。初期費用や月額料金も光回線より安く抑えられます。モバイル回線の場合は、基地局からの電波を直接ルーターが受信するため、使用する環境によっては通信が不安定になるケースもあります。ただモバイル回線でも機器の種類によっては、光回線と同等の通信速度(1Gbps)を利用できるものもあります。モバイル回線には置き型と持ち運び可能なものの2種類あり、持ち運び可能なものはポケットWiFiとも呼ばれています。

・光回線の工事費は?

光回線の場合、店舗に回線を引き込むための回線工事が必要です。その後、屋内に光コンセントを設置し、光信号と電気信号の交換を行うONU(光回線終端装置)などの機器とつなぎます。光回線の工事費用はプロバイダによって異なり、相場は15,000円から50,000です。また、光回線で無線WiFiを使用する場合は、ONUに接続するWiFiルーターが必要です。一般的にONUは無料レンタル、WiFiルーターは有料ですが、中にはどちらも無料で提供するプロバイダもあります。

 

WiFiにまつわる専門用語

WiFiのことを調べているとあまり見慣れない専門単語が出てきます。それらをまとめました。

・通信速度「上り」、「下り」

データの送受信には方向があり、メールやSNSでメッセージを送信するような端末からインターネットの方向は「上り」の通信に該当します。ブラウザーでウェブサイトを閲覧するといったインターネットから端末の方向は「下り」の通信に該当します。「上り」と「下り」の速度は、同じ環境でも異なる数字として表れます。基本的には、インターネット利用は「下り」に該当するケースが多いので、「下り」の速度を指標にして考えます。

・通信速度「bps」

Wi-Fiの通信速度は、「bps(ビーピーエス)」で表されます。「bps」は「bit per second」の略で、1秒あたりに転送されるデータの量を示します。小さい単位から1Kbps1000bps1Mbps1000Kbps1Gbps1000Mbpsの順で大きくなります。

・フリーWiFi

 フリーWiFiとは、公共の場所、あるいはコンビニ、カフェなどの店内で誰でも利用できるよう無料で提供されたWi-Fiスポットのことです。公衆無線LAN、無料Wi-Fiスポットなどと呼ばれることもあります。

・アクセスポイント

アクセスポイント(wireless LAN access point)とは、ノートパソコン・スマートフォンなどの無線端末をWiFiやBluetoothで相互に接続したり、他のネットワーク(有線LAN等)に接続する無線機の一種。無線LANルーターと呼ばれる製品は、アクセスポイントとルーターが一体化されています。

・ONU(オー・エヌ・ユー)

 ONU」は、Optical Network Unitの頭文字をとったもので、日本語では「光回線終端装置」と呼ばれます。
ONU
の役割は、自宅に引き込んだ光ファイバーから送られてくる「光信号」を「デジタル信号」に変換することです。光ファイバーから送られてくる光信号は、パソコンでは認識することができないため、光信号をパソコンが認識できるデジタル信号に変換する必要があります。ONUの外観は、四角い箱型をしているものが多く、表側には「認証」「UNI」「光回線」「電源」などのランプが登載されており、裏側にはLANケーブルの差込口(LANポート)があります。

・ルーター

 ルーターはパソコンやスマートフォン、ゲーム機といった「複数の端末をインターネットに接続するための機器」です。インターネット接続に必要なプロバイダ情報(IDやパスワード)をパソコンに設定すれば、ONUとパソコンをLANケーブルでつなぐことでインターネットに接続することができます。しかしその場合、使用できるパソコンはONUとつながっているパソコン1台のみです。
ルーターには、インターネットにアクセスを許可し、通信を限定する機能やIPアドレス(インターネット上の住所のようなもの)を割り振る機能が登載されています。ご自宅で1台のパソコンのみを有線接続して使うのであればルーターは必要ありませんが、複数の端末をインターネットにつなげたい場合はルーターが必要となります。
ルーターには、有線接続をするためにLANケーブルの差込口が複数ありますが、スマートフォンやタブレット・ゲーム機など有線接続ができない端末もあるため、現在はWiFi(無線)機能を備えたルーターを使うことが主流となっています。

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