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居抜き物件でNO.1のトラブル!水漏れに注意

居抜き物件で一番気をつけるべきなのは、水漏れのトラブルです。上の階から水漏れしていることもありますし、自分の店が下の階にトラブルを起こすこともあります。水漏れは放っておくと後々大きな問題になりますので、借りる前の事前チェックが大切です。

水漏れトラブルの怖さ

通常は上下水道とも、床下つまり下の階の天井部分に配置されています。従って老朽化による漏水は、下の階で発見されることがほとんどです。下の階で自店舗からの水漏れが発見された場合、工事が必要となれば自店舗はもちろん下の階も休業しなければいけません。下の階の営業を妨害したということで、賠償金を請求されることもあります。特に飲食店の経営では、小さな水漏れを軽視しない心構えが大切です。床以外にも、壁に埋設された給水管や排水管が水漏れしていることもあります。契約時に気づかずに改装工事中に水漏れが見つかると、水漏れの原因は自分たちの工事のせいになってしまうのです。床下の防水をなおす工事は、厨房を全撤去して既存の防水を撤去した後、防水工事をやり直すことになります。工事費は数百万円かかり、工事期間は1ヶ月弱ほどかかってしまいます。10年以上営業を続けている古い飲食店は、防水が劣化していることがありますので要注意です。

水漏れのチェック

水漏れは、内見の際にチェックするようにしましょう。工事業者さんなど専門家の方と一緒に行くと安心です。 

☆内見で水漏れチェックをする時の持ち物

大きめの懐中電灯、フラッシュ付きのカメラ、脚立

・上の階からの水漏れチェック

天井や天井裏に水漏れがないかチェックします。水漏れがあれば天井にシミを作ります。内見の時はまだ電気がつかないことがあるので、大きな懐中電灯を持参し、照らしての確認が必要です。天井裏は点検口を開けてフラッシュ付きのカメラで撮影します。点検口を開くのに脚立が必要なことがありますので、持っていくと良いでしょう。外壁から雨水が入ってくることもありますので、天井裏の外壁の内側も要チェックです。上の階が飲食店など、厨房があって水を多く使っているような場合は念入りな確認が必要です。

・下の階への水漏れチェック

下の階にお店や貯水槽などがある場合は、下の階への水漏れが心配です。20113月の東日本大震災以降、東京圏でも水漏れのトラブルが増えています。地震で配管が外れたり、コンクリートに亀裂が入って水漏れの原因になっていると考えられます。床の水漏れは、もし疑われる場合、水道工事屋さんに調査してもらって判断します。一度厨房に水を張って数時間~1日後に確認するのですが、借りると決まっていない物件でそこまでやらせてくれることはなかなかありません。もしやるとしたら、造作譲渡契約の直前に借りるかどうかの最終決定をする時なら出来る可能性が高いです。内見の際に確認するポイントとしては、全ての蛇口を開けてみて、水圧が著しく低くならないか、シンクに水を貯めて一気に流す時に水の流れが悪くなったり逆流しないかを確認しましょう。床からの水漏れは排水管や防水層も関係していることが多いです。給水管や排水管はルートをたどって水漏れ箇所がないか確認します。

 

【まとめ】

水漏れのトラブルは原因や経路が分かりづらく、放っておくと大きなトラブルに発展してしまいます。設備のトラブルで多いのが厨房の排水の問題で、排水のトラブルを機に移転や廃業する人もいるくらいです。そうすると、結果的に居抜き物件で排水トラブルのある物件が多くなってしまいます。居抜き物件に対する情報や知識を十分持っていればトラブルを防げるのですが、初めての開業であればどこをどう気をつけたらいいか分からないのも当然でしょう。もし水漏れを発見したら、それを理由にその物件を断ることも可能です。飲食店であればどの店舗でも水漏れのトラブルが起こり得ます。自分が被害側にも加害側にもならないように、しっかりチェックするようにしましょう。

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