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繁盛店の作り方-立地編

飲食店経営の成否に大きく影響するものが立地です。飲食店の開業を目指す方も好立地の店舗探しに骨を折られている方も多いのではないでしょうか。人通りの多い駅前や繁華街は既に多くの競合店が軒を並べ、賃料も高額。好立地といえども、開業には不安がつきまといます。また、好立地というのは店舗によって異なります。
例えば高級レストランの開業を考えている方には、学生街は好立地とは言えませんが、カフェや定食屋さんなら好立地と言えるでしょう。このように、自店とターゲットとなる地域のお客様のニーズがマッチすること、自店と地域の相性が合うことが好立地であるということなのです。
自店と地域の相性を考えることは、一般的に好立地とされている、駅が近い・人通りが多い、などといった条件以上に大切なポイントになります。

飲食店経営は立地にマッチした店舗づくりを!

店舗探しをされている方のほとんどが、既に自分の理想とする店舗を思い描き、それに相応しい立地の物件をお探しのことでしょう。しかし近年、好立地で賃料も手が出せる程度の掘り出し物件は、そう簡単に遭遇できるものではありません。
物件探しに無駄な月日を費やすばかりで、開業は遅々として進まないことになります。それではどうしたらいいのということになりますが、逆の発想をしてみてはいかがでしょうか?立地に合わせ、店舗の業態を変えるのです。いわゆるエリアマーケティングと言われている手法です。エリアの特性や商圏を詳細に調査し、商品展開や業態をエリアの特性に応じて臨機応変に対応させます。
このような手法は個人経営の飲食店においても大変有効です。例えばレストラン経営を行う場合でも、ビジネス街のサラリーマンやOLがターゲットとなる地域の店舗と閑静な住宅街の穴場的な店舗では、当然ながらメニューや価格、サービスの内容などを変える必要があります。更にそれに応じて店内の内装やレイアウトも異なってきます。

地域を知ることが集客に繋がる

気に入った物件があれば、その地域の特性を詳細に知る必要があります。手っ取り早いのは、調査会社やコンサルティング会社に依頼する方法がありますが、かなり高額なので、初めての出店ならできるだけ経費を抑えるためにも、是非自分で調査することをお勧めします。調査する内容は、

・商圏(飲食店の場合は店舗を中心に半径500mの円の範囲)のターゲット・ボリューム。

・主要な集客施設や駅からのアクセス性。

・道路の状況、人の動線、通行量。

・建物の認知・視認性の確認。

・競合店の抽出。
などです。
商圏の人口数推移や男女別・年代別人口構成は市区町村のデーターで調べることができます。最も重要なのは自分で店舗の商圏を歩いてみること。それも可能な限り平日や休日の様々な時間帯を調査することが大切です。時間帯による人の流れや年齢層、男女の比率、持ち物や服装から推測するライフスタイル、近隣に分譲マンションが多いか賃貸が多いかなど。またどのような形態の店舗に人気が集まっているか、更に競合店となる店舗にも入り、客層や客数・メニューの内容・サービスの内容なども調査しましょう。
詳細に調査することで地域の特性が見えてくるでしょう。
繁盛店をつくるには、地域が求める店づくりをすることが大切。そのためには、少し自分の理想も妥協を強いられることになるかもしれません。

「売上の7割は立地で決まる」と言う人もいます。しかし同じ立地で同じような店をしても、同じ売り上げになることはほとんどありません。コンサルティング会社の提示する数字だけに囚われていると、店舗づくりの大切な部分を見失うことになりかねません。商業全般に言えることですが、繁盛店をつくるためには当然立地も重要。
しかし立地が全てではありません。ここに“商売”の不思議が存在します。
今回は繁盛店をつくるための立地に注目しましたが、次回は違う観点から繁盛店の作り方を考えてみたいと思います。

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