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飲食店舗物件探しは、ガスの容量に注意!

これから飲食店経営をされる方は、少しでも良い立地で条件の合う店舗をお探しだと思いますが、注意して確認していただきたいのがガス設備の容量です。
電気の容量不足は比較的簡単に解決できますが、都市ガスが容量不足の場合、太いガス管を店舗に引き込む工事が必要になり、高額な費用と時間(1か月待ちのこともある)がかかることもあるため開店日に間に合わないという最悪の事態が起きる可能性があります。
今回は、ガスの容量の確認方法や都市ガスとプロパンガスの違いなどをご紹介します。

スケルトン物件での都市ガス使用の注意点

スケルトン物件では、全ての設備(電気・ガス・水道・空調など)を一から作らなければなりません。テナントビルで都市ガスを使用する際は、1本の供給管から引き込み管によって各店舗へガスが供給されますが、供給されるガス容量の確認が大切です。万が一ガス容量が不足する場合は、ガス本管からの引き込み管を交換する必要があり、工事費は各テナントが負担することになるため予定外の出費となる可能性があります。
※都市ガス容量の確認方法

都市ガスのメーターの正面に表示されている数字を確認しましょう。「NB 10」とか「NS 10」と記載されていたら10号です。
10号は、1時間当たりの使用最大流量が10㎥ということで、13A(東京の都市ガス)の場合1㎥の発熱量は45メガジュールです(1メガジュール=238.889キロカロリー)。

 

居抜き物件でのガス使用の注意点

居抜き物件の場合、元の店舗も同じ業種ならまず問題なくそのまま使用できると思いますが、確認は大切です。同じ飲食店でも、ガスを多く使用するラーメン店や中華料理店の場合は特に注意が必要。プロパンガスを使用している場合はボンベの大きさを確認してみましょう。20Kgボンベと50Kgボンベがありますが、ガスを多く使用する店舗では50Kgボンベを設置する必要があります。また、ボンベの数や圧力調整器の容量、配管の太さ(径)も確認と検討が必要です。

青都市ガスとプロパン(LP)ガスの違い

飲食店では、プロパンガスを採用している店舗も多いですが、都市ガスとプロパンガスの違いや特徴をご紹介します。

【成分と供給方法の違い】
プロパンガスとは液化石油ガスのことで、圧縮すると常温で液化可能なブタンやプロパンを主成分としたガスです。液化が容易なためボンベに充填して運搬することができます。
一方、都市ガスは天然ガス(メタン)を主成分とし、液化するにはマイナス160℃以下まで冷却する必要があるため、地中に埋められたガス管を通して気体のまま供給されます。

【料金の違い】
都市ガスは公共料金となっているため、事業者が勝手に料金を設定することはできません。そのため料金体系がシンプルでわかりやすくなっています。
プロパンガスの場合は、自由料金となっているため、ガス会社が自由に料金設定することができます。都市ガスと比較すると料金は高めになります。

・都市ガスの全国平均料金:基本料金=900円程度 単位料金=200~300円程度
・プロパンガスの全国平均料金:基本料金=2,000円程度 単位料金=500円程度

【カロリー(熱量)の違い】
発熱量を比較してみると、都市ガスの場合は11,000Kcal/㎥、プロパンガスは24,000Kcal/㎥となっているため、プロパンガスは都市ガスより2倍以上の発熱量があります。このため、大きい熱量を必要とする工場や飲食店ではプロパンガスの利用が多くなっています。
しかし、都市ガスの場合でも、コンロの穴を大きくする(ガスを多く出す)ことで火力調整ができるため、使用感に差異はないと思われます。ただ、都市ガスが安いといっても同じ量のお湯を沸かすのにかかるガスの量がプロパンガスの2倍以上かかることも考慮に入れておきましょう。

【災害時の復旧など】
営業していて気になるのが、災害が発生した場合の復旧までにかかる期間です。都市ガスの場合、復旧までに2~3か月程度かかる可能性がありますが、プロパンガスの場合は安全性が確認されればすぐにでも復旧可能なため、「災害時に強いプロパンガス」といわれています。また、都市ガス・プロパンガスともに地震が発生した場合は震度5以上の揺れを感知した場合や、ガス管の亀裂や腐食によって漏えいを感知した際にも自動的にガスが遮断されるようになっています。

必要ガス容量の計算方法

自店に必要なガス容量の計算方法は、使用するガス器具の消費量を全て合算してみましょう。
例えば最もガスを多く使用する中華料理店の場合、火力の強いガスレンジは必須です。一般的な中華料理店でも15,000~18,000Kcal程度、高級中華料理店では25,000~40,000Kcalものレンジを使用していることもあります。さらに給湯器や食洗器・餃子焼き器・茹で麺器などのガス消費量の合計が、自店に必要なガス容量となります。
(例)
・ガスレンジ……30,000Kcal
・給湯機20号……30,000Kcal
・食洗器……16,000kcal
・茹で麺器……32,000Kacl
・餃子焼き器……12,000Kcal

以上のようなガス器具を使用している場合、合計は120,000kcal(フル稼働した場合のガス消費量)となります。仮に都市ガス10号の容量では、フル稼働した際にガスの容量オーバーにより、異常と感知されて遮断されてしまいます。営業中にこうなっては大変ですから16号に変更した方が安心です。

料理が主体の飲食店では「ガスが命」といっても過言ではありません。店舗選びでは立地や坪数、家賃などで頭がいっぱいになってしまいがちですが、ガスの容量も忘れずに確認しておくことをおすすめします。

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